最終回のテーマは『取組』です。
事例Ⅰに加え、事例Ⅱでも頻出の問題要求です。しっかりとポイントを押さえてほしいと思います。
- 解答骨子作成シリーズの最終回
- 問題要求『取組』の場合の解答骨子について詳しく解説します
どうも、こーちゃんです。
5回にわたりお伝えしてきた『解答骨子作成シリーズ』も、いよいよ最終回です。
今回は『取組』を問われた場合の「解答骨子作成法」について解説します。
シリーズ1回目から順に見ていただくことで理解が深まります。まだご覧になっていない方は、先ずはそちらをご覧ください↓
解答骨子法
直接の問題要求は「取組」です。
当然のことですが、何かを行うときは、必ず何かしらの「目的」があります。
その目的が「課題の解決」です。
つまり、「取組」は「課題を解決するため」に行われる、ということです。
そのため、「取組」を提案する際は、「解決すべき課題」をしっかりと意識する必要があります。
先ずは、ここをしっかりと押さえましょう。
補足
「課題」と「効果」の関係をおさらいします。
よって、
「取組」を提案し、それによって生じる「効果」
という解答の流れも当然アリです。
まとめ
ちなみに
問題として「取組」を問う、ということは、「課題」はハッキリしているということです。
そもそも「課題」が見えていないなら、「取組」ではなく、「課題」を問題にしますよね。
だとすれば、何をすべきか。
課題の整理まで終えている中で、『取組』を提案するために必要となるのが、「取組」の『妥当性を上げる』ことです。
つまり、その提案する「取組」が有効であることを裏付ける『根拠』を探すということです。
「根拠」の具体例は、
・ニーズ
・強み
・経営資源
・過去の成功モデル
などです。
- ニーズに基づいた取組
- 強みを活かした取組
- 経営資源を活用した取組
- 過去の成功モデルを踏襲した取組
このような「取組」なら妥当性は高いですよね。
取組の妥当性(有効性)を示す『根拠』を探そう
以上です。
『解答骨子作成法』さえ身に付けてしまえば、事例Ⅰは十分か?といわれると、事実、それだけでは足りません。
しかし、事例Ⅰで60点オーバーを狙うにあたり、必ず求められるスキルであることに違いはありません。
このシリーズは私の中の「コア」となる思考法です。
是非繰り返し読んでいただき、身に付けてください。
繰り返しになりますが、最も有効な「トレーニング」は、やはり何と言っても『過去問演習』です。
「解答骨子作成法」を身に付けているといないのとでは、過去問演習の効果にものすごい差が現れます。
- 最も有効なトレーニングは『過去問演習』
- 過去問演習の効果を高めるためにも、先ずは『解答骨子作成法』を身に付けよう
- 勉強の順番は、①解答骨子作成法を身に付ける ⇒ ②過去問演習
- 解答骨子作成法を身に付ければ、過去問演習の効果は「倍増」します
オススメの過去問についてはこちらで紹介しています↓
本日は以上です。
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