2次対策では具体的に何を買えばいいの?
たくさんある??
種類はむしろ少ないよ!
どの教材を買えば(使えば)いいのかわからない
このお悩みを解決します。
[復習]2次対策に臨むマインドセット
2次試験では何を試されていましたか??
2次試験突破に必要なのは何でしたか??
・・・
・・・
2次試験で試されるのは『能力』です。
そして、その「能力」は具体的に「読解力」「思考力」「記述力」の3つです。
「知識」の有無を問われた1次試験とは性質が全く異なります!
間違っても知識対策にだけは走らないでください!
この理解がまだ曖昧な方は、一度こちらの記事に戻り、2次試験の本質をガチっと掴んでください!
2次試験は「入り方」がとても大事です!
そこを間違えると大事故を引き起こします↓
💡試験別の違い【まとめ】
1次試験 ▶ 知識試験
2次試験 ▶ 能力(読解力・思考力・記述力)試験
※ここが本当に大切です!
「知識対策」に走らないでください!
ネットで調べれば2次対策関連記事がたくさんヒットし、その中には「知識で対応可能」といった誤った情報もあるのでご注意ください。
2次試験では『能力』が試されます。
決して「知識の保有量」ではありません。
ここは絶対に忘れないように、頭にしっかりと叩き込んでください!
- 2次試験対策関連記事や本はたくさんあるが、間違った情報も多い!
- 絶対に「知識」の詰め込みに走らないこと!
- 「とりあえず暗記」は大間違い!
- 大切なのは「読解力」「思考力」「記述力」の3つの能力を『鍛える』こと!
[メインテーマ]2次対策教材の結論!
本格的な2次対策で使用するトレーニング教材は以下の三冊だけです。
「これもやった方がいいのでは?」
「X(旧Twitter)ではこれがいいと言っている人がいるけど??」
このような誘惑に惑わされないでください。
本質を踏まえれば、必要な教材は自ずと絞られます。
それが以下で紹介する書籍です。
💡学習初期編
一冊目がコチラです。
(多年度生は読み飛ばして次にお進みください)
これから2次対策をスタートする方は、コチラの書籍「中小企業診断士 最短合格のための第2次試験過去問題集 (以下、TAC過去問集という。)」から始めましょう。
理由は、
2次試験を解くイメージが掴みやすいから
です。
学習初期の方であれば誰しもが、
「どのように与件文を読めばいいの?」
「どのように考えればいいの?」
「どのように解答すればいいの?」
このように、
「何をどうしたらいいのかさっぱりわからない」
という状態ですよね(;^_^A
その点、TAC過去問集は、解説の構成が
- 要求内容の解釈
- 解答の根拠探し
- 解答の根拠選択
- 解答の構成要素検討
このようになっているため、本書をただ単に、上から順番に読み進めるだけで、2次試験を「解くイメージ」が掴めるように工夫されているのです。
「なるほど!2次試験のイメージを掴めた」
「設問解釈ってこうやってやるんだ~」
「この与件文から、ここまで深読みできるんだ~」
「与件文を根拠にして、こうやって解答するんだ~」
このように、学習初期は解法の「イメージ」を掴むことが何よりも大切です!
本書で2次試験の解法のイメージを掴もう
ただし、解説がハイレベルなため、「こんなの自分では到底考えつかない!こんな解答作成できない!」という方も一定数いることもまた事実です。
しかし、全く問題はありません!
何故なら、本書はあくまでも、
学習初期における2次試験対策の「イメージ」を掴むための書籍
だからです!
本格的に『能力』を鍛えるためのメイン教材は次でご紹介します。
💡メイントレーニング編(事例Ⅰ~Ⅲ)
二冊目にご紹介するのがコチラです。
事例Ⅰ~Ⅲにおける本格的なトレーニングは最初から最後までコチラを使います。
「ふぞろいシリーズ」の特徴は、
受験生の答案がレベル別に数多く掲載されている
これに尽きます。
本書のメリットは次のとおりです。
💡受験生の再現答案だから
▶ 解答に親近感が湧く
▶「これなら書けるかも」と思わせてくれる
💡レベル別に掲載されているから
▶ 解答の良し悪しが一目瞭然
▶ 合格レベルが把握しやすい
▶ 自身の答案に足りていない論点を洗い出せる
💡数多く掲載されているから
▶ 上手な言い回し、短縮表現などを学べる
本格的な2次試験対策のメインが本書です!事例Ⅰ~Ⅲは最後までコレだけです!ひたすら本書をやり込むだけです!
当然ですが、目指すべきは「ふぞろいの合格答案(あるいはA答案)」です。
自身の解答、ふぞろい解答、そして与件文、これらをひたすら行ったり来たりして、2次試験突破に必要な3つの能力(読解力・思考力・記述力)を鍛えてください!
(本書の使用方法は次章の「トレーニングメニュー」編で詳細を説明します。)
2次試験対策は1次試験と異なり「暗記する苦痛」はありません。2次試験過去問集を「読み物」として、楽しく2次試験対策を行いましょう!必ず読解力、思考力、記述力は向上します!
- 事例Ⅰ~Ⅲは「ふぞろい」をやり込もう!
💡メイントレーニング編(事例Ⅳ)
三冊目がコチラです。
(事例Ⅳは他の事例と毛色が異なるためコチラの教材がオススメです)
本書の良い点は、
年度ではなく『テーマ』別に問題が整理されている
これに尽きます。
そのため、苦手とする項目を集中的に特訓することが可能です。
また、一つの事例を丸々やる必要がなく、一つの問題だけ解くことも出来るため、時間がなくても取りかかりやすいように設計されている点も魅力的です。
事例Ⅳは少しでもいいので
「毎日やること」
が大切です。
まずは本書をしっかりとやり込み、解法をしっかりと身に付けましょう!
「十分やり込んだ!」
「解法はしっかりと身に付いた!」
「あとは80分での実践力を鍛えたい」
このレベルまで達した場合は、先に紹介した「TAC過去問集」を使いましょう。
TAC過去問集は『年度』で分けられているので、80分の時間制限を設けたトレーニングに最適です。
本番の時間感覚を養うためにも、最後はTAC過去問集で総仕上げをしてください。
- 事例Ⅳは少しでもいいので毎日やろう
- 本書を用いて毎日やろう
やり込め!
トレーニング教材は本当にコレだけです。
「最低限これだけは」ではありません。
「この三冊が全て」です!
つまり「この他には手を出さないで」ということです!
余計な教材に手を出さず、愚直にコレだけをやりましょう。
これらの教材の「やり込み度」がそのまま「合格率」に比例すると思ってください!
第三章突入
次回からは早くも新章(第三章)へと入ります。
第三章はいよいよ「トレーニングメニュー」編です。
本章で紹介したトレーニング教材も「正しく」使用しない限り、大した効果は見込めません。第三章をしっかりお読みいただき、「正しい」トレーニングメニューを理解しましょう!
以上です。
2次試験合格ノウハウを一つに凝縮した私の集大成がコチラです。
本気で合格したい方に向けて、本気で書きました。
≫【全力解説】2次試験対策の結論
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